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消防の質問箱
消防車はなぜ赤いのですか?
「道路運送車両
(どうろうんそうしゃりょう)
の保安基準
(ほあんきじゅん)
」で消防自動車は朱色
(しゅいろ)
と定められているからです。一般に消防車は赤いとされていますが、本当は朱色
(しゅいろ)
です。
消防車が赤とされた理由は定かではありませんが、外国
(がいこく)
から輸入
(ゆにゅう)
した消防車が赤かったため、赤色になったのが一般的な理由のひとつです。
それに、赤色は注意力
(ちゅういりょく)
をひく色であり、炎
(ほのう)
の赤を連想
(れんそう)
させ、「火の用心」の心を起こさせるというのも理由のひとつです。
救急車はなぜ「ピーポー」なのですか?
昔は消防車と同じ「ウーウー」でしたが、患者
(かんじゃ)
さんの気持ちを和
(やわ)
らげたり、まわりの人にもわかるように「ピーポー」になりました。
消防車は何台ありますか?また救急車は何台ありますか?
管内(燕市・弥彦村)で消防車7台、タンク車5台、救助工作車
(きゅうじょこうさくしゃ)
2台、化学車
(かがくしゃ)
1台、はしご車1台、救急車8台が配置
(はいち)
されています。
消防車にはどれくらい水が入っているのですか?
消防ポンプ自動車のほとんどが水を積んでいませんが、管内(燕市・弥彦村)に配置
(はいち)
されている5台のタンク車(水槽
(すいそう)
付き消防ポンプ自動車)は1,500リットル以上の水を積んでいます。他に吉田署に700リットルの水を積んでいる消防車があります。
消防車のホースは何メートルあるのですか?
ホースは1本20メートルの長さで50ミリと65ミリの太さのものがあります。
火事のときは、燃えている場所まで何本もつないで使っています。
消防車や救急車に何人乗って出動
(しゅつどう)
するのですか?
消防車は1台につき4人〜5人で、救急車は1台につき3人~4人で出動
(しゅつどう)
しています。
救助工作車
(きゅうじょこうさくしゃ)
はどんな車ですか?
交通事故
(こうつうじこ)
などで車内
(しゃない)
に閉じ込められている人を救助器具
(きゅうじょきぐ)
などで助け出す車です。救助工作車
(きゅうじょこうさくしゃ)
には油圧
(ゆあつ)
カッター、油圧
(ゆあつ)
スプレッダー、エンジンカッター、ジャッキ、ワイヤーロープなどが積載
(せきさい)
されており、車両にはクレーン、照明装置
(しょうめいそうち)
、ウインチなどが取り付けてあります。 また、平成19年11月に燕署に配置
(はいち)
された救助工作車
(きゅうじょこうさくしゃ)
には、最新鋭
(さいしんえい)
の画像探査装置
(がぞうたんさそうち)
が積載
(せきさい)
されています。
どんな服装
(ふくそう)
で火事を消しに行くのですか?
防火服
(ぼうかふく)
、防火長靴
(ぼうかながぐつ)
、ヘルメットを装着
(そうちゃく)
して出動します。重さは約8kgもあります。
状況
(じょうきょう)
によっては空気呼吸器
(くうきこきゅうき)
を装着
(そうちゃく)
すると合計19.4kgもの重さになります。
毎日どんな訓練
(くんれん)
をしていますか?
救急訓練
(きゅうきゅうくんれん)
、救助訓練
(きゅうじょくんれん)
、放水訓練
(ほうすいくんれん)
、器具取り扱い訓練
(くんれん)
などをやっています。
通報
(つうほう)
があってから、どのくらいで現場
(げんば)
に着くのですか?
災害現場
(さいがいげんば)
には、一番近い消防署から最初
(さいしょ)
に出動
(しゅつどう)
しますので、平均5分〜6分で到着
(とうちゃく)
します。
119番通報
(つうほう)
は何件ありますか?
当組合
(とうくみあい)
で平成30年中の119番通報
(つうほう)
の総受信件数
(そうじゅしんけんすう)
は5,327件ありました。
1日約14.6回119番通報
(つうほう)
があったことになります。
電話番号はなぜ119番なんですか?
火事や救急など一刻
(いっこく)
を争
(あらそ)
う緊急
(きんきゅう)
電話のため、ダイヤル時間の短い番号として1926(大正15)年1月に「112番」の番号が定められました。しかし、ダイヤル方式に不慣
(ふな)
れなためか、かけ間違
(まちが)
いなどが多くあったため、昭和2年10月1日から局番なしの「119番」となり、現在まで続いております。最後の「9」をダイヤルすると戻る時間が長く、その間に心を落ち着かせることができると言われていましたが、プッシュ式の電話が主流
(しゅりゅう)
の今となってはあまり関係ないですね。
仕事をしていて一番大変
(たいへん)
なことは何ですか?
火災・救助・救急等で人命
(じんめい)
にかかわる事故
(じこ)
に遭遇
(そうぐう)
したときや大災害
(だいさいがい)
で長期活動
(ちょうきかつどう)
する災害
(さいがい)
が発生したときが大変
(たいへん)
です。
もし火事が起きたら、最初に何をするのですか?
家で火事が起きたら、すぐに119番に通報
(つうほう)
し、火がまだ小さいときは消火器等
(しょうかきとう)
で消火
(しょうか)
する。天井
(てんじょう)
に届きそうなくらい火が大きくなったら、無理
(むり)
をせずにすぐ避難
(ひなん)
する。
火事を防ぐために、私たちにできることはどんなことですか?
火遊びをしない。
家の人が寝
(ね)
タバコやくわえタバコをしていたら注意
(ちゅうい)
する。
家の人が天ぷら等を揚
(あ)
げていたらその場を離
(はな)
れないように注意
(ちゅうい)
する。
ストーブの上には絶対
(ぜったい)
に洗濯物
(せんたくもの)
を干
(ほ)
さないように注意
(ちゅうい)
する。
【このページへのお問い合わせ先】
燕・弥彦総合事務組合
消防本部 警防課庶務係
TEL:0256-92-1119
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