カセットボンベ・スプレー缶による火災事故に注意しましょう!2023年12月06日掲載
カセットボンベ・スプレー缶による火災事故に注意しましょう! カセットボンベ・スプレー缶は便利な反面、誤った使い方や捨て方をすると重大な事故につながります。使用・廃棄する際は、以下の点に注意し事故を未然に防ぎましょう。 ■火気のある場所の近くでは使用しないでください 可燃性ガスを含むスプレー缶を火気のある場所の近くで使用すると、ガスに引火して急激に燃え広がるおそれがあるため危険です。「使用上の注意」や「警告表示」に従って、火気のある場所の近くでは使用しないでください。 ■誤った使い方をしないようにしましょう カセットコンロを複数台並べて上に鉄板を載せたり、カセットボンベカバーを覆うような大きな鍋等の使用や練炭等の火おこしは、ボンベが過熱され、破裂する危険があるので絶対に行わないでください。また、カセットコンロに指定されたカセットボンベを使用してください。 ■使用時や使用後は出入り口を開けるなどして十分に換気を行いましょう 可燃性ガスを含むスプレー缶の使用時はガスが滞留しないように気を付けてください。換気が終わるまでは、ライターや火花が発生する機器(ガスこんろ、換気扇、掃除機など)を使用しないでください。 ■暖房器具の近くや直射日光が当たる場所など、高温になる場所にスプレー缶を置かないでください 夏の暑い時期に車の車内や、冬の寒い時期に石油ファンヒーターやガスファンヒーターなどの暖房器具の近くにヘアスプレーなどのスプレー缶を置かないでください。缶が熱せられると、内部のガスが膨張して内圧が上がり、缶が破裂するおそれがあります。 ■最後まで出し切ってから廃棄しましょう 中身を使い切ってスプレー缶を捨てるときは、屋外の風通しのよい場所でスプレーボタンを押すなどして中身を出し切ってから穴を開けてください。スプレー缶を振って、「シャカシャカ」などと音がする場合は中身が残っています。スプレー缶に中身が残っている状態で穴を開けると漏れ出た可燃性ガスに引火するおそれがありますので穴を開けないでください。 【外部リンク】 |